💡 この記事の結論(ITパパの取材メモ)

  • おもちゃからの卒業: プラスチックのタイヤでは味わえない、ゴムタイヤのグリップと「マシンの重量感」を体験できる。
  • デジタルの補助輪: スタッフが遠隔で出力を制御する「速度リミッター」により、物理的な衝突リスクをIT技術で低減。
  • 場所の記憶: かつての「MEGA WEB」跡地。親から子へ、モビリティ体験のバトンをつなぐ象徴的なスポット。

こんにちは、ツヨシです。

車や電車が好きな男の子を育てていると、ある日ふと気づく瞬間があります。 それは、ゲームセンターの運転ゲームや、足漕ぎのカートでは「もう目が輝かなくなっている」という事実です。

子供は敏感です。それが「子供騙しのおもちゃ」なのか、大人が扱う「本物の機械」なのかを、直感的に見抜きます。 「自分でアクセルを踏んで、思い通りに操りたい」 そんな息子の欲求に応えるため、私たちは単なる遊園地ではなく、モータースポーツへの入り口を選びました。

行き先は、お台場の「シティサーキット東京ベイ(CITY CIRCUIT TOKYO BAY)」。 ここはただのゴーカート場ではありません。かつてトヨタの「MEGA WEB」があった場所に生まれた、国内最大級のEV(電気自動車)レーシング施設です。

今回は、4歳児が初めて「本物のマシン」のステアリングを握った日の記録と、親として感じた「安全性の技術」についてレポートします。

訪問前にチェック!Q&A(身長・駐車場・予約)

Q. 何歳から乗れますか?服装制限は?

年齢制限はありませんが、「身長105cm以上」が必須条件です。サンダル不可(スニーカー必須)で長袖・長ズボン推奨です。」

4歳でも105cmあれば乗車可能です。逆に小学生でも身長が足りないと乗れません。 受付でスタッフによる身長測定がありますので、不安な場合は家で測ってから行くのが確実です。

Q. 予約は必要ですか?

キッズEVカートは予約できません。

キッズEVカートは当日受付のみとなります。1セッションに3名のため、混雑時は次の回になる可能性があります。

Q. 駐車場はありますか?

専用駐車場はありません。

隣接する「パレットタウン跡地」周辺は開発工事中で、駐車場が少ないエリアです。 車で行く場合は「ダイバーシティ東京」などの近隣商業施設の駐車場を利用して歩くことになりますが、ゆりかもめ「青海駅」直結なので、電車アクセスが圧倒的に便利です。

Q. 雨の日でも乗れますか?

キッズカートは「屋内」なので雨でもOKです。

屋外の大人用コースは天候に左右されますが、子供用のキッズカートエリアは完全屋内です。雨の日の遊び場としても重宝します。

MEGA WEBの跡地に爆誕。次世代サーキットへ

場所はゆりかもめ「青海駅」直結。かつて車好きの聖地だった「MEGA WEB」の跡地です。 実はここ、私と妻にとっても思い出の場所。約10年前、デートで訪れてトヨタの小型EV(C+podの前身モデル)に乗ったことがあります。

左:約10年前にMEGA WEBでトヨタの小型EVに乗る妻。右:現在、同じ場所(シティサーキット東京ベイ)でEVカートに乗る子供。新旧のEV体験比較

そして今、同じ場所で息子が最新のEVカートに乗っている。 左が10年前の妻、右が現在の息子。 形は違えど、親子二代でこの地で「EV体験」をしていることに、ITパパとして技術の進化と家族の歴史を感じずにはいられません。

身長105cmの壁と、本格的な「トムス製」マシン

今回のお目当ては、子供専用の屋内コースで乗れる「キッズカート」です。

  • 対象: 身長105cm 〜 150cm(小学生以上推奨ですが、身長があれば未就学児もOK※4歳でも乗れました)
  • マシン: トムス社製のEVカート。エンジン音がないので静かですが、加速は鋭いです。

受付を済ませると、まずはヘルメットを装着。 スタッフさんが丁寧に操作方法(右がアクセル、左がブレーキ)を教えてくれます。本格的な装備に、息子の表情も真剣そのもの。

いざ走行!遠隔制御で守られる「安全とスリル」

準備が整ったらいよいよスタートです。 親として一番心配なのは「スピードが出すぎて事故らないか?」という点ですが、ここはEVならではの技術で解決されていました。

📡 スタッフによる遠隔スピードコントロール

実はこのカート、個体ごとに遠隔で速度制限がかけられるようになっています。

  1. スタート直後: まずはゆっくりとした速度で走行。
  2. モニタリング: 係の人が子供の運転スキルや状況を確認。
  3. 速度アップ: 「運転できている」と判断されたら、最高時速15kmまで段階的にリミッターを解除してくれます。
屋内コースのカーブを曲がる子供用のEVカート。トムス社製の本格的なマシンを運転している様子

いきなり暴走する心配がなく、子供の実力に合わせて最適なスピードを提供してくれる。 この「デジタルの補助輪」とも言えるシステムのおかげで、親は安心して見守ることができました。

息子も途中からスピードアップしたのを感じたのか、カーブ手前でアクセルを緩め、出口で踏み込むなど、「マシンを操る感覚」に没頭していました。

レース後は表彰台で記念撮影

走行終了後は、なんと表彰台での記念撮影ができます。 やりきった顔で「1位」の場所に立つ息子。

走行終了後、サーキットの表彰台の1位の場所に立ち、笑顔でポーズを決める子供

「パパ、めちゃくちゃ速かったでしょ!」 その誇らしげな笑顔を見て、連れてきて本当に良かったと思いました。 単なる遊びではなく、「自分でコントロールできた」という達成感は、子供にとって大きな自信になるはずです。

料金と注意点(パパ目線)

CITY CIRCUIT TOKYO BAY(EVカート(身長105~150cm))

  • 料金: 1,000円
  • 時間: 20分(説明・乗降時間等を含む)
  • 注意点: 身長制限(105cm)あります。サンダル不可(スニーカー必須)。長袖・長ズボン推奨。

本格的なモータースポーツ体験が、20分1,000円という破格の設定。 一般的なレンタルカートと比較しても非常にリーズナブルで、子供の「もう一回やりたい!」にも応えてあげやすい価格感です。

まとめ:本物を知る経験はプライスレス

おもちゃのハンドルから卒業し、本物のG(重力)を感じる体験へ。 シティサーキット東京ベイは、車好きのお子さんにとって最高の「挑戦の場」になるはずです。

かつての私たち夫婦のように、ここでの体験が子供の記憶に残り、いつかまた新しい形でこの場所を訪れる日が来るのかもしれませんね。

もし「まだ早い」と感じたら?

シティサーキット東京ベイは、身長105cmというハードルと、少しの勇気が必要な場所です。 もし現地に行ってみて「まだうちの子には早かったかな?」「もっと気軽に乗れるやつがいい」となった場合は、無理をせず近隣のスポットへ予定変更するのも賢い選択です。

お台場エリアには、ステップアップのための選択肢が他にも用意されています。

🚗 ハンドル遊びの延長なら「ラウンドワン(スポッチャ)」
3歳以下でも楽しめる子供用ゴーカートがあります。まずはここで「ハンドル操作」に慣れるのも良いでしょう。

子供の成長フェーズに合わせて、最適な「コックピット」を選んであげてください。

ABOUT ME
ツヨシ
都内在住、40代のITエンジニア(歴15年)。 電車と飛行機が大好きな4歳の息子と、妻の3人暮らし。 「親も子供も笑顔で過ごす」をモットーに、週末の遊び場スポットや、ガジェットを活用した家事・育児の効率化テクニックを発信中。リアルな家計管理や投資の話も少しだけ。